この記事ではWooCommerce(ウーコマース)本体とWooCommerce For Japanのインストール・初期設定について解説します。初期設定については、後からすべての項目が変更可能ですのでスキップしても問題ありません。現時点で分かるところだけ入力しておくと良いでしょう。
目次
WooCommerceのインストール・有効化
WordPressの管理画面から、「プラグイン」>「新規追加」>”WooCommerce”で検索するとWooCommerceが表示されますので、「今すぐインストール」を押します。
インストール完了後、有効化します。
WooCommerceの初期設定
WooCommerceを有効化すると次のような画面が表示されます。
「設定しましょう」を押します。
※この初期設定で設定するすべての項目は後から変更可能です。現時点で不明な項目は空欄のまま進めてください。
固定ページ設定
ここでは特にすることはありません。「次へ」を押します。
店舗地域設定
ここでは店舗の地域と通過、重さ・大きさの単位を設定します。単位については取り扱う商材に適切なものを選んでください。
配送方法と税金設定
配送と税金について設定します。配送料が既に決まっている場合はその金額を入力してください。国内で販売する場合は消費税課金は必須です。必ずチェックを入れてください。税率のインポートにチェックを入れると、自動的に上記画像のように登録されます。
支払い方法
PayPalで支払いを受けることができるアカウントをお持ちの場合は、メールアドレスを入力してください。小切手支払、代金引換は任意でチェックを入れてください。
※国内で販売を行うのショップの場合、銀行振込(BACS)は使用しないでください。国内販売で使用する銀行振込は「WooCommerce For Japan」をインストールしてから設定します。
準備完了!
これで初期設定は完了です。「WordPressダッシュボードへ戻る」押し、次に「WooCommerce For Japan」のインストールをしましょう。
WooCommerce For Japanのインストール・有効化・初期設定
WooCommerce for Japanとは
簡単に言うと、WooCommerce本体では日本の商習慣と合わない部分・足りない部分があり、それを補完するプラグインです。頻繁に更新されており、どんどん便利な機能が追加されています。日本国内向けに販売を行うWooCommerceショップには必須のプラグインと言えます。
WordPress公式のプラグインページでは以下のように説明されています。
[su_quote]
このプラグインは WooCommerce のサイトを最低限日本で使えるようにする追加機能のプラグインです。
主な機能
- 日本向けに住所入力フォームの並び替え
- 日本向けに名前に読み仮名の入力欄を追加
- 会社名の表示削除機能を追加
- 日本独自の項目になる、郵便振替、銀行振込、及び定期購入対応代引決済と店頭払いの決済方法を追加しました。
- 管理画面等での住所表示と入力画面の並び替え
- 代引き手数料の設定を追加。
- 郵便番号自動入力 (登録無料の Yahoo! Japan アプリケーション ID が必要です。)
- 配達希望日時設定
[/su_quote]
引用元:
「WooCommerce For Japan」
https://wordpress.org/plugins/woocommerce-for-japan/
インストール・有効化
WordPressの管理画面から、「プラグイン」>「新規追加」>”WooCommerce For Japan”で検索するとWooCommerce For Japanが表示されますので、「今すぐインストール」を押します。
インストール完了後、有効化します。
初期設定
WordPressの管理画面から「WooCommerce」>「日本対応」と進むと、上記画面が表示されます。
- 銀行振込(日本向け) : の項目を有効にします。これで支払い方法にて銀行振込(日本国内用)が使用できるようになります。
支払い方法の設定についてはこちらの記事で解説しています。→『【WooCommerce設定ガイド】 「支払い方法」タブの設定』
その他の項目については必要に応じて有効化して使用してください。※入力項目については必要でない限り、極力使わないようにしましょう。お客様の入力項目が増えるとコンバージョン(注文完了)率が下がる可能性があります。
WooCommerce及びWooCommerce For Japanのインストール・初期設定については以上になります。