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【WooCommerce設定ガイド】 商品登録② – 詳細情報の登録

前回の記事『【WooCommerce設定ガイド】 商品登録① – 基本情報の登録』で商品の基本情報の登録まで解説しました。今回は、「商品データ」の項目の入力方法について解説します。主に「基本的な商品」と「バリエーションのある商品」の2つの商品タイプ(後述)の登録方法について詳しく説明します。

 

商品タイプの概要

WooCommerceの商品登録では、商品タイプによって入力方法がやや異なります。それぞれの商品タイプについて簡単に説明します。

 

基本的な商品

1商品ページに1種類の商品のみという、商品タイプの基本となるものです。

 

グループ化された商品

「商品タイプ:基本的な商品」を1つもしくは複数組み合わせた商品を作ることができます。

使い勝手が悪いので使用はお勧めしません。 「商品をグループ化することで個別商品のトータルより安くする」、「構成する商品のそれぞれの個数を固定する(例:商品A→1個、商品B→個、商品C→3個 と予め個数を決める)」ということができないので、使うメリットがありません。(思いつきません。)

 

外部/アフィリエイト商品

商品の表示のみで、実際の購入は外部サイトで行うようにする設定です。これについては詳しく説明はしません。

 

バリエーションのある商品

様々なバリエーションのある商品をまとめて管理することができます。例えば色違い・サイズ違いのTシャツをまとめて管理できます。またそれぞれのバリエーションごとにSKU、価格、セール価格(セールスケジュール)、在庫数などを個別に設定可能です。

 

※商品タイプ「グループ化された商品」、「外部/アフィリエイト商品」については、基本的に使用しませんので詳しい解説はありません。

 

商品タイプ:「基本的な商品」の登録方法

商品登録画面の「商品データ」の各タブに入力していきます。

 

商品データ設定

商品登録画面 - 商品データ
商品登録画面 – 商品データ

 

商品タイプの設定

「基本的な商品」を選択します。

 

バーチャル

バーチャル商品は無形のため、出荷されません。従って、この項目を有効にすると商品データの「配送方法」タブが非表示になります。用途としてはサービスを販売したり、ダウンロード可能な商品の販売に使用されます。

 

ダウンロード可能

この項目を有効にすると、お客様がその商品を購入された際にファイルへのアクセス権が与えられるようになります。(ダウンロードできるようになります。)

また、「商品データ」の「一般」タブにダウンロードに関連する項目が追加されます。これについては「一般」タブの説明の項で説明します。

 

 「一般」タブの設定

商品登録画面 - 商品データ:「一般」タブ
商品登録画面 – 商品データ:「一般」タブ

 

SKU

各商品固有の識別子です。商品IDのようなものと考えて良いです。この項目はユニーク(一意)でなければなりません。 商品マスターをデータベースやACCESS・EXCELなどで管理している場合は、そこで使用されているSKUやIDを使用すると良いでしょう。

 

通常価格

商品の価格を入力します。WooCommerce設定の「税」タブの「税込み金額を入力」の項目で選択した内容に応じて、この項目と次項「セール価格」の金額の入力を行います。 「税」タブの設定についてはこちらの記事で解説しています。→ 『【WooCommerce設定ガイド】 「税」タブの設定』はこちら

 

セール価格

セール価格を入力します。

[参考画像:セール時の表示例(使用テーマ:storefront、商品ページのスクリーンショット)]

セール時の商品ページでの表示例
セール時の商品ページでの表示例

 

セール期間

「スケジュール」と青文字で表示された部分をクリックすると、セール期間のスケジュール(開始日と終了日)を設定できます。開始日・終了日の項目はクリックするとカレンダーが表示され、日付を選ぶだけで簡単に入力することができます。はスケジュールを設定しない場合は、常にセール価格が適用されます。

[参考画像:セール期間の入力時のカレンダー]

セール期間の入力時のカレンダー
セール期間の入力時のカレンダー

 

税ステータス

「課税」にしてください。日本国内のみで販売・発送を行う場合は必ず消費税が発生しますので、これで良いです。 海外に販売・発送する場合は、専門家に確認の上、他の関連する項目も含め適切に設定してください。

 

税区分

「標準」で良いです。

 

※以下は「ダウンロード可能」にチェックを入れた場合に追加される項目です。

「ダウンロード可能な商品」にチェックを入れた際に追加で表示される項目
「ダウンロード可能な商品」にチェックを入れた際に追加で表示される項目

ダウンロード可能なファイル

ダウンロード対象のファイルを設定します。

 

ダウンロード制限

再ダウンロード可能な回数を設定します。ダウンロード回数無制限の場合は空欄にします。

 

ダウンロード有効制限

ダウンロードの有効期限日数を数値で入力します。無期限ダウンロード可能にする場合は空欄にします。

 

ダウンロードタイプ

「一般商品」、「ソフトウェア/アプリケーション」、「音楽」から選択します。

 

「在庫」タブの設定

商品登録画面 - 商品データ:「在庫」タブ
商品登録画面 – 商品データ:「在庫」タブ

 

在庫を管理しますか?

この項目を有効にすると、「在庫数量」、「取り寄せの注文(予約注文など)を受け付けますか?」の項目が表示されます。

 

在庫数量

在庫数を数値で入力します。

 

取り寄せの注文(予約注文など)を受け付けますか?

その商品の在庫が切れている場合の取り寄せ注文の受付可否を設定します。

それぞれを選択した場合の在庫切れ時の表示を以下に示します。

  • 「許可しない」 : 在庫切れ(赤い文字)
  • 「許可し、顧客に通知する」 : 取り寄せの注文(予約注文など)が利用できます
  • 「許可する」 : 在庫あり

「許可し、顧客に通知する」、「許可する」を選択すると、その商品の在庫数が0以下になることができるようになります。 例:在庫数0の状態で取り寄せ注文(1個)が入ると在庫数は-1になります。この場合、商品を入荷し、取り寄せ注文に対して出荷して注文ステータスを「完了」に変更しても、在庫数は-1のままです。手動で適切に在庫数を修正してください。

取り寄せ注文を許可する場合は、基本的に「許可し、顧客に通知する」を選択するべきです。「許可する」を選択している場合は、お客様には「在庫あり」の表示しかされないので通常の納期で商品が届くと思ってしまいます。納期が遅れた場合は顧客満足度の低下に繋がりますし、クレームになりかねないので、予め取り寄せ注文になる(通常納期よりも時間が掛かる)ことを明示しましょう。※在庫切れしている状態でも確実に通常納期を守れる場合は「許可する」を選択しても良いです。

 

在庫状況

この項目はショップ上での在庫の有無の表示を制御します。実際には在庫が残っていても、表示上は在庫無しにできます。 ※前項「取り寄せの注文(予約注文など)を受け付けますか?」で「許可しない」を選択している場合、商品が売れて在庫数が0になると自動的にこの項目は「在庫切れ」に変わります。「許可し、顧客に通知する」、「許可する」を選択している場合は、「在庫あり」のままです。

 

単品

1回の注文に対して1つしか購入できないようする場合は、この項目を有効にしてください。

 

「配送方法」タブの設定

商品登録画面 - 商品データ:「配送方法」タブ
商品登録画面 – 商品データ:「配送方法」タブ

 

重さ

商品の重さを数値で入力します。

 

大きさ

商品の大きさ(高さ、幅、奥行き それぞれ)を数値で入力します。

 

[単位について]

重さ・大きさの単位はWooCommerce設定の「商品タブ」の「一般」メニューで変更可能です。WooCommerce設定の「商品タブ」の設定についてはこちらの記事で解説しています→ 『【WooCommerce設定ガイド】 「商品」タブの設定』はこちら

 

送料区分

WordPress管理画面>「商品」>「配送クラス」で設定した配送クラスがドロップダウンリストの選択肢に表示されます。重さ・大きさに合わせて適切な配送クラスを選択してください。(自動的に選択されることはありません。)

※配送クラスと送料については現在記事を準備中です。今しばらくお待ちください。

 

「リンクされている商品」タブの設定

商品登録画面 - 商品データ:「リンクされている商品」タブ
商品登録画面 – 商品データ:「リンクされている商品」タブ

 

アップセル

その商品より高位商品をレコメンド表示する機能です。

この項目は検索ボックスになっており、商品名の一部を入力すると該当する商品がドロップダウンリストとして表示されます。リストからクリックするとその商品が設定されます。また、複数選択が可能です。

 

クロスセル

その商品と関連性の高い商品をレコメンド表示する機能です。選択方法は前項「アップセル」と同じです。

 

グループ分け

商品タイプ:グループ化された商品 の使用は使うメリットが無い(と思う)ので説明はしません。

使用する場合はこちらの記事が設定方法の参考になるかと思います。(英語です)→ https://docs.woothemes.com/document/managing-products/#section-4

 

「属性」タブの設定

商品タイプ:バリエーションのある商品 のバリエーション選択の項目として使われます。詳しくは、本記事の下の方の『商品タイプ:「バリエーションのある商品」の登録方法』の項で解説しています。

 

「高度」タブの設定

商品登録画面 - 商品データ:「高度」タブ
商品登録画面 – 商品データ:「高度」タブ

 

注意事項

その商品を購入後、顧客に送信される任意メモの入力が可能です。

 

表示順番

WooCommerce設定の「商品」タブの「表示」メニューの「デフォルトの商品順」の項目で”デフォルト(カスタム順序(高度設定)+名前)”を選択している場合、この項目で入力した数値の小さい順で表示されます。(この項目の数値が同じ場合は商品名の昇順で表示されます。)WooCommerce設定の「商品」タブの設定についてはこちらの記事で解説しています→ 『【WooCommerce設定ガイド】 「商品」タブの設定』はこちら

 

レビュー

この項目を有効にすると、その商品に対するレビューが使用可能になります。

 

 

商品タイプ:「バリエーションのある商品」の登録方法

実際の商品ページでの表示

ショップの商品ページでの表示:バリエーションのある商品 - Black
ショップの商品ページでの表示:バリエーションのある商品 – Black
ショップの商品ページでの表示:バリエーションのある商品 - Blue
ショップの商品ページでの表示:バリエーションのある商品 – Blue

商品データ設定

商品登録画面 - 商品データ「バリエーションのある商品」
商品登録画面 – 商品データ「バリエーションのある商品」

商品タイプの設定

「バリエーションのある商品」を選択します。関係のない項目は非表示になり、「バリエーション」タブが表示されます。

 

「一般」タブの設定

SKUの設定は必要ありません。バリエーション毎に設定します。税ステータスは「基本的な商品」と同じく「課税」で良いです。税区分はバリエーション毎に設定可能ですが、すべて消費税が掛かるので「標準」を選択する必要があります。

 

「在庫」タブの設定

特に設定の必要はありません。「バリエーション」タブで個別に設定します。

 

「リンクされている商品」タブの設定

アップセル・クロスセルともに「基本的な商品」と同様に設定します。

※バリエーション毎に個別に設定することはできません。

 

「属性」タブの設定

商品登録画面 - 商品データ「バリエーションのある商品」:「属性」タブ
商品登録画面 – 商品データ「バリエーションのある商品」:「属性」タブ

属性の選択

ドロップダウンリストからバリエーション選択に使用する属性を選択し、「追加」ボタンを押します。

ここで選択する属性は、WordPress管理画面>「商品>「属性」で予め登録しておきます。属性の登録についてはこちらの記事で解説しています。→ 『【WooCommerce設定ガイド】 商品カテゴリー等の登録方法』

 

商品ページ上に表示される

この項目にチェックを入れると、商品ページ上に属性が表示されます。

※テーマ:storeforntでは表示されませんでした。テーマに依存する機能かもしれません。「バリエーションのために使用」の項目にチェックが入っている場合は、この項目の有効/無効に関係なくバリエーション選択用のドロップダウンリストが表示されます。

 

バリエーションのために使用

この項目を有効にします。

※この項目を有効化しないと「バリエーション」タブの入力ができません。(「バリエーション」タブ表示時にその旨のメッセージが表示されます。)

 

値(s)

バリエーションを表すために使用する値(属性登録時は「条件」と表示されていたもの)を必要な分だけ選択します。

 

「属性を保存」ボタン

属性の設定が済んだら保存しましょう。

 

「バリエーション」タブの設定

商品登録画面 - 商品データ「バリエーションのある商品」:「バリエーション」タブ
商品登録画面 – 商品データ「バリエーションのある商品」:「バリエーション」タブ

ここでバリエーションごとに個別に商品情報を登録していきます。

 

デフォルトのフォーム値

商品ページが表示された際にデフォルトで表示されるバリエーションを指定します。

 

バリエーションの追加

「追加バリエーション」を選択した状態で、隣の「表示」ボタンを押すと、その下に属性値を選択可能なドロップボックスが表示されます。ここで属性値を選択し、右側の黒三角のアイコンをクリックすると、入力が必要な項目が表示されます。必要な数だけバリエーションを追加してください。

[参考画像:バリエーション毎の入力項目]

バリエーション毎の入力項目
バリエーション毎の入力項目

 

バリエーション毎に設定する各項目

「基本的な商品」での各項目と同様に登録していきます。

※商品画像はバリエーション毎に1枚しか設定できません。

※「バリエーション詳細」の項目は商品ページには表示されません。管理用に使用してください。

 

「変更を保存」ボタン

各情報の登録が済んだら保存しましょう。

 

「高度」タブの設定

「基本的な商品」と同様に登録します。

 

レビューについて

「バリエーションのある商品」のレビューは、バリエーションごとではなく、その商品共通のレビューとなります。

 

 

商品登録の手順は以上になります。CSVファイルやXMLファイルをWooCommerceにインポートして商品を一括登録できるプラグインもありますが、それは別で記事にする予定です。

 

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