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【WooCommerce設定ガイド】 商品登録① – 基本情報の登録

前回の記事『【WooCommerce設定ガイド】 商品カテゴリー等の登録方法』でWooCommerce(ウーコマース)の商品登録に必要な要素について解説しました。今回から商品登録について解説しますが、記事がとても長くなってしまうので「基本情報の登録」と「詳細情報の登録」の2回に分けて解説します。

今回は商品登録の基本情報の登録方法について解説します。

 

商品登録画面の構成と実際の商品ページでの表示

商品登録画面には、WordPress管理画面>「商品」>「商品を追加」と進みます。

 

商品登録画面の構成

商品登録画面
商品登録画面

今回は「商品データ」以外の各項目の登録方法について解説します。
「商品データ」については次回『【WooCommerce設定ガイド】 商品登録② – 詳細情報の登録』で解説します。

 

実際の商品ページでの表示

ショップの商品ページでの表示
ショップの商品ページでの表示

 

商品名、商品説明の登録

商品名の登録

商品名は商品ページの記事タイトルになりますので、できればSEOを意識したタイトルを付けるようにしましょう。

  • 型番のある商品の場合は、タイトルに含める
  • タイトルが長くなり過ぎないようにする(グーグルの検索結果でタイトルが切れない範囲が理想です)
  • 専門用語や業界用語ではなく、お客様が使う(検索する)言葉を使用する

3つ目の例ですが、一般的には「クリアファイル」として知られている透明な紙を挟む文房具はメーカーによっては「クリアホルダー」が正式名称になっていたりします。メーカー品だからとカタログに記載の製品名をそのまま商品ページのタイトルにした場合、「クリアファイル」で検索する人にはそのページは見つからないかもしれません。(これはあくまでも例え話であり、メーカーの正式名称を表示することが規約などに含まれている場合は、当然ながらやってはいけません。)

大事なことはお客様目線でのショップ作りをすることです。商品名に限らず、商品説明や画像も同様にお客様に見つけやすく分かりやすくすることを心掛けましょう。

 

スラッグの登録

商品ページURLの末尾に使用されます。商品名を日本語で登録すると、この項目に自動的に反映されるので、英語表記に修正しましょう。英語表記と言っても、必ずしも意味のある言葉である必要はなく、アルファベット・数字を組み合わせた商品コードなどでも良いです。

日本語のままでも使用することは可能ですが(※1)、商品ページのURLをどこかに貼る際にはURLが非常に長く、また一見意味不明な文字の羅列のようになってしまいます。(これは商品ページのURLに限らず、WordPress本体の固定ページや投稿でも同様です。)ここでは詳しくは解説しませんが、”日本語 URLエンコード”などのキーワードで検索すると解説記事がたくさん出てくると思います。 ※1 厳密にはURLに日本語の使用は可能ではなく、WordPress管理画面やWEBブラウザのアドレスバーは日本語に変換して表示しているだけです。

 

商品説明の登録

ここに商品の詳細な説明文を登録します。WordPressの投稿の編集と同様に画像の使用や、見出し、箇条書き、文字色の変更などが使用可能です。

「商品の簡単な説明」の内容は商品ページの上部に表示されるので、商品の特徴を簡潔に分かりやすく書く必要があります。一方、この項目は商品ページの下部に表示されるので、「商品の簡単な説明」だけでは足りない(又は長すぎて商品ページ上部に表示するのは適切ではない)詳細な説明や細かいスペックを載せるのに適しています。

また、この項目は編集の自由度が高く、オリジナリティのあるコンテンツを表示するのに最適なエリアです。例えば、一つ一つ手作りで作っているような商品の場合、その製作の過程を写真や動画付きで詳しく記載することができ、その商品に対するこだわりを存分にアピールすることができます。素材にこだわっている商品であれば、その素材について詳しく説明したり、素材の原産地や生産者に関する説明を載せるのも良いでしょう。その商品の利用者の声を掲載するというのも良いですね。アイデア次第でいくらでもコンテンツの作り方があると思います。

しっかりとしたコンテンツを作ることのメリットは商品の魅力を伝えることだけにとどまりません。SEO効果も期待できます。多くのネットショップの商品ページはテンプレートで用意された項目に情報を入れただけのカタログ的な商品説明になっていることが多く、また文量が少ないのでSEOに弱いです。WooCommerceの商品ページはオリジナルかつ文量のあるコンテンツを、ブログを書くのと同じ感覚で作ることができます。可能な限りすべての商品でしっかりとコンテンツを作り、アップセル・クロスセル(次の記事で説明)の項目で関連商品としてリンク付けすると内部SEO効果も期待できます。

※コンテンツをそのままコピーして複数商品で使い回すのは逆にSEO上のリスクがありますので、コンテンツは1つずつしっかり作成することをおすすめします。

 

商品の簡単な説明の登録

この項目に登録した内容は、商品ページのファーストビューに表示されるので、商品の特徴・魅力を分かりやすく簡潔に書く必要があります。主に以下の様な情報を記載します。

  • 使用されている素材の情報
  • どんな用途に使うものなのか
  • 重さ・大きさ(意図としては、軽さ・小ささ/薄さをアピールするため)
  • その他、商品の特徴や魅力を簡潔に記述する

重さ・サイズは「商品データ」の項目(次の記事で解説)に入力することで商品ページ下部の「追加情報」タブに表示されますが、デフォルトでは「説明」タブが表示されているため、ぱっと見では重さ・サイズに関する情報が見つけにくい仕様になっています。従って、重さ・サイズ自体が重要なもの(例えばアパレル、アクセサリーなど)または、軽さ・小ささ/薄さがアピールポイントになる商品はここに明記したほうが良いでしょう。また、食品や日用品などの消費財の場合は、内容量が多いこともアピールポイントになるのでここに記載すると良いでしょう。

 

商品分類の登録

商品カテゴリーの設定

登録済みの商品カテゴリーから選択します。

※新規商品カテゴリーの簡易登録と選択が可能ですが避けるべきです。理由は下記「商品カテゴリーと商品タグの運用について」で説明します。

 

商品タグの設定

登録済みの商品タグから選択します。

※新規商品タグの簡易登録と選択は可能ですが商品カテゴリーと同様に避けるべきです。

 

商品カテゴリーと商品タグの運用について

商品カテゴリー及び商品タグについては、商品登録時に新規で作成しないように運用ルールを決めるべきです。カテゴリーの親子関係やスラッグは後で修正しないといけなくなり、管理が煩雑になります。また、商品マスター上の分類と相違が出るようなミスが発生するリスクがあります。商品カテゴリーはマスター管理し、そのマスターをWooCommerceに反映するような運用が望ましいと思われます。

商品タグは商品カテゴリーのような階層構造は持たず、カテゴリー横断的にあらゆる商品につけることが可能です。一見便利に思えますが、よく考えずに多用すると管理者にとってもお客さまにとっても分かりにくくなってしまいます。商品タグを使用する場合は本当に必要かどうか検討した上で使うようにしましょう。

商品カテゴリー、商品タグの登録については前回の記事『【WooCommerce設定ガイド】 商品カテゴリー等の登録方法』で解説しています。

 

商品画像の登録

商品画像

この項目で選択した画像が、商品一覧ページや商品ページのデフォルト画像として使用されます。

商品画像はネットショップにおいて最も重要な要素の一つです。ショップ内で使用される最大サイズに合わせて画像を用意しましょう。通常はWooCommerce設定の「商品」タブの「表示」メニューの「商品画像」の項目で設定されている各画像サイズが商品の表示に使われます。これらのサイズは使用しているWordPressテーマに依存しますが、テーマをインストールした際に各サイズの数値は自動で上書きされますので自分で変更する必要はありません。この中の「シングル画像」が最大サイズになりますので、このサイズに最適な画像を用意しましょう。その他のサイズの画像は、「シングル画像」用に用意した画像から自動的にリサイズして生成されるので、自分で作る必要はありません。

WooCommerce設定の「商品」タブについてはこちらの記事で解説しています→ 『【WooCommerce設定ガイド】 「商品」タブの設定』

 

商品ギャラリー

この項目で登録した画像は商品ページでデフォルト画像の下にサムネイルで表示されます。

WooCommerce設定の「商品」タブの「表示」メニューの「商品画像でLightboxを利用する」の項目を有効にしている場合、これらの画像をクリックすると拡大画像が表示されます。(デフォルト画像をクリックしても同様です。)

「商品画像でLightboxを利用する」を有効にした場合の例
「商品画像でLightboxを利用する」を有効にした場合の例

 

その他の項目について

カスタムフィールド

独自に入力項目を定義し、値を登録することが可能です。ここで登録した値を商品ページに表示したり、何らかの形で利用するにはWooCommerceのテンプレートファイルをカスタマイズする必要があります。ここでは詳しく解説はしません。

 

レビュー

その商品にレビューが存在する場合はリスト表示されます。それぞれのレビューについて、承認する/しない、返信、編集、ゴミ箱へ移動(削除)などの操作が可能です。

 

商品登録の効率化:商品の複製

WooCommerceには商品の追加方法のオプションとして「複製」という機能があります。これは文字通り登録済みの商品のコピーを自動作成する機能で、ユニーク(一意)にする必要がある商品名とスラッグ以外は元の商品と全く同じデータが作成されます。色違い、サイズ違いなど一部項目だけが異なる商品を複数登録する場合は作業を大幅に効率化できます。

複製の手順

WordPress管理画面>「商品」と進み、複製したい商品の上にマウスポインタを合わせると「複製」というメニューが表示されます。クリックすると、各項目の登録内容を引き継いだ状態の新規商品登録画面が開きます。必要な項目を修正して保存してください。

商品の「複製」メニューの位置
商品の「複製」メニューの位置

 

 

商品登録:基本情報の登録 はこれで終わりです。次は「商品登録② – 詳細情報の登録」です。

 

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