今回はWooCommerce(ウーコマース)サイトを構築・運営するのにおすすめなサーバーについて解説します。私がこれまでに自分自身で契約して使ったり、クライアントワークでサーバーを利用した経験を基に、WooCommerceに適したサーバーをご紹介します。

WooCommerceに適したサーバー選びの5つのポイント

まずはWooCommerceサイトを運営するサーバーを選ぶ上で重視すべきポイントを解説します。

【1】サイトの表示速度とアクセス集中への耐性

一言で言えば、サーバーの性能です。

ECサイト(ネットショップ)では表示速度はかなり重要です。表示が遅いとサイトの訪問者はストレスを感じ、直帰・離脱しやすくなります。結果としてCVR(転換率:サイトの訪問総数に対する購入に至った件数の割合)が下がります。つまり、売上が下がります。サイトの表示が速いことによる快適な閲覧・購入体験は売上とリピート率を高める上でとても大切です。

また、ECサイトのアクセス集中時(高負荷時)にサイトがダウンしたり、表示が遅くなったりすること無く、アクセスを捌けることも重要です。扱っている商品(もしくは類似の商品)がテレビで取り上げられたり、メルマガ・SNS・LINE等の配信直後(ある程度規模が大きいECサイトの場合)等にアクセスが集中することがあります。「アクセス集中=お客様が沢山来ている状態」です。この時にサイトのパフォーマンスが低下してしまうと大きな機会損失になります。最悪の場合、お客様に迷惑を掛けたり、信用を失うことになりかねません。普段からある程度余裕をもったサーバー運営をすることは、「チャンスを逃さないこと」、「サーバーダウンに対するリスクマネジメント」の2つの意味で大切です。

【2】稼働の安定性

常時サーバーが安定して稼働することはとても重要です。サイトの表示速度が遅くなったり、サイトがそもそも表示されない状態になると、せっかく訪問者が来ても満足に閲覧・購入できないので、運営者としては機会損失になります。そういった事態を避けるために、安定した稼働実績のあるサーバーを選ぶ必要があります。

そういった部分に関しては、SNSでサーバー業者名(あるいはサーバーのプラン名など)を検索して実際の利用者の声を調べるとリアルな評判を知ることができます。
※Google検索だと褒めている記事しか出てこないことも多々あります。

【3】コストパフォーマンス

サーバーは性能が高いほど良いと前述しましたが、当然ながら性能の高いサーバーほど費用も高いです。これから構築するECサイトが目指す売上規模や運営形態(サーバー構築・保守への外部業者利用の可否など)に適した費用の範囲内で優れたサーバーを選ぶ必要があります。

【4】扱いやすさ(管理画面の充実度)

サーバー構築・保守に関して社内に専門の技術者がいる、もしくは外部業者を利用できる場合はあまり問題ではありません。

そうでない場合は、専門的技術のない人が操作するので、コントロールパネル(コマンドを打つことなくマウス操作でサーバーを管理できる管理画面)が充実しているかどうかが重要になります。利用者が多いサーバーはそういった部分が充実しています。

【5】サポートの充実度

これも前述の「扱いやすさ」と近いのですが、専門的技術のない人が操作する場合は、操作に困ったときや何らかのトラブルが発生した際にしっかりと回答してもらえるかどうかは重要です。また、サポートデスクへの繋がりやすさ (電話の場合)、レスポンスの速さ(メールの場合)も重要です。
※この点に関しても、SNSで実際の利用者の評判を確認しておいた方が良いでしょう。

ビジネス向けのハイレベルなサポート

またハイレベルなサポートとして、サイトのサーバー移転や、ドメイン設定、独自ドメインメールアドレス作成などの作業代行が付属したビジネス向けプランもあります。

「外部業者にサーバー構築・保守を依頼するほどの規模ではないが、サーバー周りを自社で操作するのは不安・・・」という方には、こういったビジネス向けプランがおすすめです。一般的なレンタルサーバーよりはやや高額ですが、業者に依頼する(相場は数万円~/月)よりは安く済みます。

ビジネス向けプランのおすすめはこちら → 『エックスサーバービジネス

企業運営レベルならVPSでKUSANAGI利用がベスト

企業で運営するWooCommerceサイトならKUSANAGI一択と言っても良いほど、性能(特に表示速度)に優れています。
※ここで言う企業運営レベルとは「月商で数百万円~数千万円、あるいはそれ以上の売上規模を目指す」場合を指しています。

KUSANAGIの特徴

KUSANAGIはプライム・ストラテジー株式会社が開発・提供している超高速WordPress実行環境で、以下のような特徴があります。

  • かなり表示が速い
  • アクセス集中に強い(高負荷時でもサイトがダウンしにくい)
  • 高度なセキュリティ
  • サブドメインでWordPressサイトが簡単に作成できる(同じサーバー上にステージング環境構築ができる)

KUSANAGIの詳細については公式サイトを御覧ください。→ KUSANAGIとは

WooCommerceサイトを運営するならステージング環境は必須です。

ステージング環境とは、本番環境をコピーしたサイトで、以下のような作業を行います。

  • 各種アップデート(WordPress、WooCommerce、テーマ、プラグイン等)の不具合確認
  • 機能追加(プログラム、プラグイン追加等)の際の動作確認
  • その他様々な検証作業

本番環境を通常通り運営しながら並行して作業を進めていく為にステージング環境を利用します。

KUSANAGIなら同じサーバー上に簡単にステージング環境用のWordPressを構築できるので、検証環境として信頼性が高いと言えます。パフォーマンスだけでなく、このような運用面においてもKUSANAGIは優秀です。

VPS(でKUSANAGI)を使うメリット

コスパフォーマンスに優れる

AWS、Azureなどのクラウドは従量課金制で継続利用すると割高になりやすく、余程大規模なショップを見据えている場合でもない限りは費用に見合いません。

過去のクライアントワークの経験から、月商で数千万円~1億円規模のショップでもVPSで十分性能は足りると言えます。

VPSは月額で千円~数千円程度で利用可能で、コストパフォーマンスは非常に高いです。VPS業者によっては、データ転送量による従量課金の無いサービスもあります。その場合、サーバー費用を固定費とみなせるので、キャッシュフローの見通しが良くなり、運営者にとっては安心です。

アクセスが増えてきたらスケールアップ(サーバー性能強化)可能

VPSは一般的なレンタルサーバーと異なり、サーバー移転すること無くサーバースペックを変更することができます。最初は必要十分なスペック(2GBプラン~4GBプランあたり)で始め、アクセスが増加してきたらスペックを上げることでコスト的に無駄のない運営ができます。

VPSを使うデメリット:利用にはある程度スキルが必要

VPSを利用する場合、サーバー構築・保守に関して社内に専門の技術者がいる、もしくは外部業者を利用する必要があります。

外部業者を利用する場合は、サーバーとサイトの両面の保守ができる業者が望ましい

WooCommerceサイトを運営していくには、WooCommerce及びWordPressの保守も必要になります。外部業者に保守を依頼する場合は、サーバーとサイトの両面の保守ができる業者に依頼することをおすすめします。やり取りがスムーズになり、素早い対応が期待できます。また、2つの業者に依頼するよりも費用が安くなる可能性があります。

当方(WPショップラボ)は、WooCommerceサイトの構築・保守サービスを提供しておりますが、WooCommerceサイト構築に際してサーバー構築を含めてご依頼いただいた場合はサーバー保守も併せてご提供可能です。
サービスのご依頼・お問い合わせはこちらから

ConoHa VPSは企業運営レベルのWooCommerceサイトに一番おすすめのサーバーです

ConoHa VPS

【公式サイト】ConoHa VPS

当方(WPショップラボ)がWooCommerceサイト構築に関してサーバー構築から提案する場合は、ほぼ確実にConoHa VPSを提案します。それくらいおすすめのサーバーです。このサイトもConoHa VPSでKUSANAGIを利用して構築したWordPressで運営しています。

料金

※ 料金はキャンペーン等によって変動することがありますので、正確な料金及び詳細は公式サイトの料金ページを御覧ください。

ConoHa  VPS 料金表

WooCommerceサイトでの十分な運用実績

ConoHa VPSは表示速度、安定性、コストパフォーマンスに優れ、WooCommerceサイトでの運用実績も十分にあります。当サイト(WPショップラボ)の制作事例に掲載されている3つの匿名事例(クライアント名やショップ名は非公開の事例)はいずれもConoHa VPSでKUSANAGIを利用して構築したWooCommerceサイトです。

月商1,000万円から1億円超えのショップでもしっかりとアクセスを捌いた実績があり、企業運営レベルのショップでも十分に実用できます。これまでのクライアントワークと自身のサイト構築・運営の経験から、ConoHa VPSは多くの企業において最もおすすめなサーバーと言えます。

WooCommerceに適したサーバー選びの5つのポイントに沿ったConoHa VPSの評価と解説

評価項目評価簡単な説明
サイトの表示速度とアクセス集中への耐性表示は非常に高速。(下記の詳細解説から実際にConoHa VPSで構築したサイトを御覧ください。)
アクセス集中への耐性は、実案件で1日で約35,000セッション、約100,000PVをサーバーダウンすること無く捌いた実績があります。
稼働の安定性クライアントワーク及び自身のサイトで実際に利用してきた所感として、障害の発生頻度は非常に低く、復旧も早いです。
コストパフォーマンス初期費用無し、従量課金無しで、月額料金のみで利用できます。
月額料金は2GBプランで1,680円/月、4GBプランで3,280円/月なので、企業運営レベルでは十分安いです。
扱いやすさ(管理画面の充実度)ConoHa VPS独自のKUSANAGIマネージャーを利用すれば管理画面からクリック操作である程度KUSANAGIを操作できますが、細かい操作をするにはコマンド操作が必要になります。
サポートの充実度基本的な操作についてはオンラインマニュアルが充実しています。
管理画面でできる操作以外に関する問い合わせは回答してもらえない可能性が高いです。
※これはVPSの(非常に自由度が高い)性質上、仕方のないことです。

ここからはサーバー選びの5つのポイントの詳細を具体的に解説します。

【1】サイトの表示速度とアクセス集中への耐性:◎

高速表示

ConoHa VPSでKUSANAGIを利用することで、WordPress(WooCommerce)を非常に高速に動作させることができます。「どのくらい高速なのか?」については、実際にその環境で運営されているサイトを見るのが分かりやすいと思いますので、一つ実例を紹介します。当サイト(WPショップラボ)の制作事例に掲載されているこちらの事例です。

こちらの事例では、ConoHa VPSでKUSANAGIを利用してWordPress(WooCommerce)サイトを構築・運営しています。基本的にはコーポレートサイトなので、一般的なECサイトとはデザインが異なりますが、電子データのダウンロード販売でWooCommerceを利用しています。サイトにアクセスしてみると分かりますが、表示はかなり速いです。お客様がストレスを感じること無くサイト内を閲覧することができます。

このサイトの場合、元々の想定アクセスがそこまで多くないということで、ConoHa VPSの2GBプランを利用しています。アクセスが多くない場合は、このスペックでも十分に高速表示が可能です。ただし、一般的なECサイトの場合は余裕を持って4GBプランの利用をおすすめします。

アクセス集中への耐性

「KUSANAGIは大量のアクセスを捌くのに強い」と前述しましたが、これについては当方が過去に支援していたWooCommerceサイトでの実例に基づいて説明します。上記の匿名事例の一つとして紹介したこちらの事例のサイトで突発的なアクセス集中が発生しました。

当時は大きなニュースになったある事件(事故)によって、このショップで扱っていた商品の需要が爆発的に増えました。このショップの通常の月商は数千万円ほどでしたが、この事件により、その月の月商は約1億5,000万円となりました。その月の中で最もアクセスの多かった日(事件発生の翌日)は1日で約35,000セッション、約100,000PVほどありましたが、サーバーダウンすることなくアクセスを捌き切りました。この日ほどではありませんでしたが、その次の日以降も平時の数倍のアクセスが有りましたが、サーバーが不安定になることもなく、問題なく稼働していました。
※このショップではConoHa VPSの4GBプランを利用していました。

もし、サーバーダウンしていたら大きな機会損失となるところでした。このようなケースは稀ではありますが、「ある程度は余裕のあるサーバースペックにしておくべき」という教訓になりました。月、千円~数千円を惜しんで機会損失してしまうのはもったいないです。企業運営のショップであれば最低でも2GBプラン、できれば4GBプランをおすすめします。

【2】稼働の安定性:◎

これまでにConoHa VPSで構築・運営してきたクライアント様のWooCommerceサイトや自身のサイトにおいてサーバー側(VPSそのもの)の問題でサイトが不安定になったり、表示されなくなった(サーバーがダウンした)ことはほぼ有りません。しかし、正直に言えば0ではありません。フリーランスとしてクライアントワークをするようになって数年になりますが、経験上ConoHa VPSで当方が利用するサーバーでそのような障害が発生したことは2年に1度あるかどうかという程度です。また、何日にも渡ってダウンしたままということは無く、数時間で復旧しました。

一方、クラウド最大手のAWSでも、日本のメジャーなカートASPのカラーミーでも2019年に大規模な障害が起きています。他のサービスでも調べれば過去の障害情報は出てきます。どのようなサービスを利用しても障害が発生しないというのはあり得ないと言えます。ConoHa VPSでも障害は0ではありませんが、当方が実際に利用してきた感想として、障害の発生頻度は非常に低く、短時間で復旧するので影響は少なく、安心して利用できます。当サイトは今もConoHa VPSで運営しています。

【3】コストパフォーマンス:◎

初期費用無し、従量課金無し(データ転送量課金無し)で、利用時間での課金のみです。1ヶ月フルで利用した場合に、スペックに応じた月額料金になります。月額料金を超えての請求は発生しません。基本的にサーバーは継続利用なので月額料金が毎月のサーバー費用になると考えて良いです。

2GBプランで1,680円/月、4GBプランで3,280円/月なのでかなり安いと言えます。同等スペックのレンタルサーバー(非VPS)の1.5倍程度の金額ですが、KUSANAGIを利用することでかなり高いパフォーマンス(表示速度とアクセス集中への耐久性)が得られます。

また、サイトのアクセスが増えてきたら、サーバー移転すること無くサーバースペックを変更することが可能なので、将来的にも安心して運営することができます。

利用時間での課金なので、試すだけなら数十円~数百円程度で利用可能です。
※試用が終わったらサーバーインスタンスの削除を忘れずに。停止しただけだと課金されます。

【4】扱いやすさ(管理画面の充実度):○

ConoHa VPS独自のKUSANAGIマネージャーを利用すれば管理画面からクリック操作である程度KUSANAGIを操作できますが、細かい操作をするにはコマンド操作が必要になります。

KUSANAGIはデフォルトではセキュリティが強く、サーバー上の一部のディレクトリのパーミッションを適切に変更しないと利用できないWordPressプラグイン(主にバックアップ系プラグイン等)があります。このような変更はコマンド操作が必要になります。また、サーバーに何か技術的トラブルが発生した時にも相談・対応できる人は必要です。「優れたサーバー環境を構築する」為にも「トラブル時のリスクマネジメント」の為にも、企業レベルでWooCommerceサイトを運営するなら、技術者(社内の技術者 or 外部業者)は必須と言えます。

【5】サポートの充実度:△

管理画面でできる操作以外に関する問い合わせは回答してもらえない可能性が高いです。
※これはVPSの(非常に自由度が高い)性質上、仕方のないことです。VPSはある程度技術のある方が使用することを前提としたサービスです。

基本的な操作やサービス(関連サービス含む)の利用法についてはオンラインマニュアルが充実しているので、技術者であれば問題なく利用できます。

ConoHa VPSの総評:性能と価格は文句なし、運用実績も十分で、扱える技術者がいれば最高の選択肢

ConoHa VPS(KUSANAGI利用)の評価をまとめると、以下のようになります。

  • 性能(表示速度と安定性)は非常に高い
  • コストパフォーマンスも良い
  • WooCommerceサイトの運用実績も十分
  • 利用するには専門の技術者がほぼ必須

VPSでKUSANAGIを扱うには技術者が必要になりますが、それさえ目処が立てば、ConoHa VPSはWooCommerceサイトを構築・運営するサーバーとして最高の選択肢です。

小規模組織、個人運営レベルのWooCommerceサイトにおすすめなレンタルサーバー

月商で数十万円~数百万円の売上を目指す小規模組織や個人運営のWooCommerceサイトにおすすめなレンタルサーバーについて紹介します。企業運営レベルとは違い、予算が厳しかったり、技術者の確保が難しいことも多々あります。そういった場合は、サーバーの性能・コストパフォーマンスに加えて、社内担当者(非技術者)にとっての扱いやすさやサポートの充実度が重要になってきます。その点を踏まえておすすめのサーバーを紹介します。

エックスサーバー:最高レベルの安定性と扱いやすさ

【公式サイト】エックスサーバー

エックスサーバーはWordPressが使える定番のレンタルサーバーで、主にブログやホームページの用途で利用されています。10年以上に渡って安定して稼働してきた実績があり、利用者は非常に多く、満足度も高いです。

料金

※ 料金はキャンペーン等によって変動することがありますので、正確な料金及び詳細は公式サイトの料金ページを御覧ください。

WooCommerceに適したサーバー選びの5つのポイントに沿ったエックスサーバーの評価

評価項目評価説明
サイトの表示速度とアクセス集中への耐性VPS(KUSANAGI利用)ほどではありませんが、表示速度は十分早いです。当方(WPショップラボ)のクライアント様にも利用者がいますが、特にストレスを感じることもなく快適に使えています。随時機能強化やスペックアップが行われており、表示速度は向上し続けています。
大量アクセスに強いwebサーバー「nginx」採用で、アクセスが集中しても安定して捌きます。
稼働の安定性長年に渡り安定稼働してきた実績があり、WordPressユーザーからの評価は非常に高いです。ほぼサーバーダウンの心配なく安心して利用できます。
コストパフォーマンス初期費用が掛かってしまいます。月額料金は長期利用でお得になります。この金額で安定したサーバーを利用できるならコストパフォーマンスはかなり良いと言えます。無料お試しサービスがあるので、実際に触って確かめてから利用を開始できるので安心です。
扱いやすさ(管理画面の充実度)シンプルで分かりやすい管理画面で様々な設定が可能です。(コマンド操作などの難しい操作は必要ありません)独自ドメインのSSL化や、独自ドメインのメールが無料で使えるなど、機能も充実しています。
サーバーデータの無料自動バックアップ(データ復元は一部有料)も付いているので、万が一の際や自身の操作ミスによるデータ消失の際にも安心です。
サポートの充実度サポート対応の速さ・丁寧さはとても評判が良いです。電話番号は公式サイトに分かりやすく記載されていて良心的です。電話サポートは繋がりやすいと評判です。メールサポートは土日でも24時間以内に対応してもらえるので、とても安心です。

企業向けプラン『エックスサーバービジネス』

【公式サイト】エックスサーバービジネス

『エックスサーバービジネス』はセキュリティ強化と各種設定作業代行が付いた法人向けレンタルサーバーです。

「各種設定作業代行」は(他社サーバーからの)サーバー移転、WordPressインストール(新規構築の場合)、独自ドメイン設定・SSL化、独自ドメインのメールサーバー設定・メールアドレス作成、その他管理画面で提供する機能の操作などの設定作業を無料で代行してくれるサービスです。「サーバー周りの設定が難しい」、「自分でやるのは不安だからプロにお願いしたい」という方にはとても助かるサービスです。サーバー契約後、作業代行を依頼すれば、数日後には独自ドメインでサイト構築(WordPressにログインして作業)が始められる状態が得られます。

個人向けのX10プランなどよりは費用は高いですが、その分手厚いサポートを受けられるので安心です。「外部業者(相場:数万円~/月)に依頼するのは難しいけど、しっかりと運営していきたい」という小規模組織・個人の方におすすめです。

当方(WPショップラボ)のクラアイアント様で、『エックスサーバービジネス』を利用してWooCommerceサイトを運営されている企業がありますが、満足度は高いそうです。実際に代行サービスを利用してサーバー移転やメール設定をしてもらったと聞いています。当方はこのクライアント様にはマーケティング面の支援のみを提供しており、保守サービスは提供しておりません。『エックスサーバービジネス』のようなサービスを利用すれば、保守面でのコストを抑えつつ必要な範囲だけを効率的に外部業者にスポット的に支援してもらうことができます。

当方のクライアント様もWooCommerceサイトで利用しています

当方(WPショップラボ)のクライアント様では『X10』プランで2社、『エックスサーバービジネス』プランで1社、WooCommerceサイトで利用されています。今のところ、サーバーが不安定になることもなくしっかり稼働しています。

総評:5つの評価ポイント全てが優秀で、最もバランスが良いレンタルサーバー

エックスサーバーは5つの評価ポイント全てにおいて優秀で、専門技術を持った人でなくても安心して扱えます。小規模組織・個人でWooCommerceサイトの構築・運営する上でとてもバランスが良いサーバーです。真っ先に検討すべき選択肢と言えます。

エックスサーバーを利用するのであれば、基本的に『X10』プランで十分です。(『X20』、『X30』プランはストレージ容量が増えるだけで、他の性能は『X10』プランと変わりません。)「手厚いサポート・設定代行サービスがほしい」というニーズであれば、『エックスサーバービジネス』を検討すると良いと思います。

ConoHa WING:手軽なレンタルサーバーとしては最速レベル

【公式サイト】ConoHa WING(コノハウィング)

表示速度が売りの比較的新しいサービスです。既に紹介したConoHa VPSの会社が提供するレンタルサーバーです。

料金

※ 料金はキャンペーン等によって変動することがありますので、正確な料金及び詳細は公式サイトの料金ページを御覧ください。

WooCommerceに適したサーバー選びの5つのポイントに沿ったConoHa WINGの評価

評価項目評価説明
サイトの表示速度とアクセス集中への耐性VPS(KUSANAGI利用)程ではありませんが、手軽に扱えるレンタルサーバーとしてはトップレベルの表示速度です。非常に快適です。
エックスサーバー同様、webサーバー「nginx」採用で、アクセスが集中しても安定して捌きます。
稼働の安定性サービス提供開始してから短いのがやや不安材料ではありますが、今のところは大きな障害もなく安定して稼働しています。
コストパフォーマンス初期費用無し。月額料金は長期利用(WINGパック)でお得になります。少し料金が上がりますが、「リザーブドプラン」を利用することで、サーバーリソース割当てが保証され、よりパフォーマンスが安定します。
無料お試しサービスはありませんが、ConoHa VPS同様時間単位の課金なので、試しに少し使うだけなら数十円~数百円で済みます。
扱いやすさ(管理画面の充実度)エックスサーバー同様、シンプルな管理画面で、独自ドメインや独自ドメインメールの設定などが簡単にできます。操作マニュアルも充実しています。
サーバーデータの無料自動バックアップも付いていて、ConoHa WINGは全て無料で復元可能です。
サーバー移転すること無くスペックアップ(上位プランへの変更)ができるので、将来的なアクセス増にも安心です。
サポートの充実度電話、メールに加えてチャットによるサポートがあります。電話番号はなぜか見付けにくくなっています。(何度かクリックしないと電話番号の記載されたページに辿り着けません。。)メールサポートも平日のみ対応となっています。

総評:手軽さと表示速度を兼ね備えたレンタルサーバー

表示速度を売りにしているだけあって、SNSで調べても表示速度に関して概ね高評価です。また、バックアップデータの復元が完全無料だったり、サーバー移転なしのスペックアップが出来たりと、後発サービスらしい優れた機能があるのも特徴的です。

サービス提供開始から大きな障害は起きていませんが、まだサービス開始からの運営期間が短いので、安定稼働の実績という点では現時点ではエックスサーバーに若干見劣りしますが、今後数年大きな障害なく運営されれば「稼働の安定性」においてエックスサーバーとの差は無くなると思います。ConoHa WINGは今の所は非常に良く運営されていると思います。

レンタルサーバーの手軽さで優れた表示速度をを得られるので、小規模組織・個人でWooCommerceサイトを運営するサーバーとして十分選択肢になるサービスと言えます。表示速度を重視するならおすすめのレンタルサーバーです。

Mixhost等のLiteSpeed採用のサーバーはあまりおすすめできませんが、コストパフォーマンスは良いです

LiteSpeedとは

LiteSpeedとはApache完全互換のwebサーバー(サーバーを動かすソフトウェア)です。Apache、Nginxよりも後発で、webサーバーとしての性能は前述の2つよりも優秀です。(LiteSpeed公式サイトより)近年、日本でもこのLiteSpeedを採用したサーバーが増えてきています。

LiteSpeed採用のサーバーがおすすめできない最大の理由:安定性に不安

LiteSpeedそのものは問題では有りません。

LiteSpeedを採用したサーバープランを提供する会社は、レンタルサーバー会社としては新興の会社が多いです。老舗のサーバー会社に比べてサーバー運営のノウハウが少ないのか、サーバーの稼働が不安定になりがちです。

LiteSpeed採用のサーバーが出始めた2017/2018年頃に、性能の高さとコスパの良さに惹かれて実際にMixhostとJETBOYを契約してそれぞれ数ヶ月使ってみましたが、夜間や休日にサイトの表示が遅くなったり、サイトが一時的に表示されなくなったことが度々有りました。最終的に当サイト(WPショップラボ)は2018年秋にConoHa VPSに乗り換えました。

夜間や休日といった時間帯はBtoCのECサイトは訪問者が多く、最も売上が発生する時間帯です。その時間帯にサーバーが不安定なことは大きな機会損失になります。これはECサイトにとって致命的です。

LiteSpeed採用のサーバーについてSNSを調べると、性能とコストパフォーマンスを評価する声がある一方、安定性に関して疑問・不満の声も見つかります。

何よりもコストパフォーマンスを求めるなら選択肢になり得る

LiteSpeed採用のサーバーは性能・コストパフォーマンスに優れるサービスが多いです。概ね月額1,000円以下で十分なスペックが得られます。サーバーの安定性の問題から、WooCommerceサイトの運営には不安ですが、コストパフォーマンスを求めるなら検討してみても良いかもしれません。。

下記サービスがLiteSpeed採用のサーバーです。現時点ではあまりおすすめできないので、各サービスについての解説はしません。詳細については各サービスの公式サイトを御覧ください。

これらのサービスも日々改善されているとは思いますので、SNSを調べてみて直近1年程度の期間にサーバーの安定性に関して否定的な声が多くなければ、選択肢になり得ると思います。

【まとめ】企業運営ならConoHa VPS、小規模組織・個人運営ならエックスサーバーかConoHa WINGがおすすめ!

企業運営ならConoha VPS(KUSANAGI利用)

小規模組織・個人運営ならエックスサーバーかConoha WING

どちらを選ぶかの基準は、「サーバーの安定性と表示速度のどちらをより重視するか」です。

安定性重視ならエックスサーバー

更に手厚いサポート・設定代行サービスも重視するならエックスサーバービジネス

表示速度重視ならConoHa WING

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